『ジビエの活用』を始めました
現在、野生鳥獣による被害が深刻になっており、私たちの畑や山もその被害にあっています。
愛媛県では令和4年の一年間で、年間捕獲頭数57,000頭。そのうち解体処理施設で解体処理された頭数は、1,800頭で、全体の約4%であったと県が発表しています。(出典元:愛媛 NHK NEWS WEB 2024.02.06 放送より)
その捕獲された野生鳥獣のほとんどが、山にただ埋められている現状があります。
私も事実としてその被害に悩まされていましたが、野生鳥獣による被害を減らすという目的の裏側で、森のいのちである鹿や猪のほとんどが山に廃棄されている現状をなんとかできないかと思いました。
ちなみに、愛媛県で一昨年、解体処理施設で解体処理した1,800頭のうち約600頭は、愛南ジビエの解体処理施設で解体されています。その愛南ジビエのジビエ肉は、いっさい臭みがなく、「臭みのあるジビエは邪道」と、愛南ジビエの代表は仰っています。
私たちは、その愛南ジビエさんが、食肉として取った残りのハジかれた肉や骨を使い、惣菜やわんちゃん用のペットフードをつくっています。
これらの製造には、ベテランの調理師が携わり、もとから臭みのない肉なので、牛や豚に負けず劣らず、美味な惣菜やクオリティーの高いペットフードに仕上げています。
鳥獣被害を防止するために、捕獲処分するのも人間の都合です。しかしそれならば、いただいたいのちを次のいのちへと繋いでいきたい。いただいたいのちを全て使い切り、無駄にすることなく、害獣といわれている鹿や猪が、有益な野生鳥獣としてみてもらえるようにしたい!と思っています。
このような想いから商品開発をすすめてきましたが、2024年6月1日より下記商品の販売を開始しました。
- 鹿のミンチ肉
- 猪のミンチ肉
- 鹿肉のタレ漬け
- 猪肉のタレ漬け
- 鹿肉ハンバーグ
- 鹿ジビエカレー
- 鹿肉のしぐれ煮
- 猪ジビエカレー
- 猪の肉みそ
在庫や価格につきましてはお電話にてお問い合わせください。
◇チロポン村
住所:愛媛県松山市磯河内甲588
お問い合わせはお電話にて承ります。
TEL:080-8632-2733(樋口)
大阪の方は、
◇24時間無人販売『ジビエのちょろく』さんにて販売しております。
住所:大阪府大阪市此花区西九条4-3-38
営業時間:24時間営業